世界一美しい民族衣装――『Kimono』から日本文化を学ぶ!

海外絵本におすすめの_kimonos

今回ご紹介する『Kimono』本は、フランスではグッズも販売されているほどの人気があった本で、日本の“kawaii”こけしと着物をメインとした本です。

本の内容は6人の着物女子が出てきて、ミニクイズを出すストーリーです。ちょっとした仕掛けや、さまざまなかわいい柄の着物や帯、髪飾りまでもが描かれていて、女の子にはオススメの1冊です。加えて、さりげなく日本の習慣も紹介されてもいます。

文章自体は少ないのですが、なんと日本語の単語が(アルファベットの読み方付きで)出てきます。幼児向けのようでもあり、ティーン向けでもあり、女の子なら長く愛読できる1冊です。また現地のクラスメートなど、日本に興味を持ち始めた外国人向けの日本文化の入門としてもオススメです。

海外絵本におすすめの_kimonos

今では日本にいてもそうですが、海外にいると着物自体がとても非日常的なものです。外国人にとって、漠然とした着物のイメージというと成人式に着るような豪華な着物だと思います。ですが、この本では作者がフランス人でありながら、カジュアルに着られる着物が描かれていて、親しみが持てる楽しい内容になっています。

 

折り紙遊びを通じて、日本の文化を学ぶ

 

子ども達が幼稚園の頃、通っていたパリの日本語のクラスで、折り紙を良く習ってきていました。買ってきた折り紙の中に、綺麗な柄の折り紙も入っていて、小さい頃の記憶を頼りに、私も折り紙で着物を折ってみました。

子どもですがそれを見ても、日本に帰った時でさえ着物を着た人をほとんど見たことがなかった子どもたちはなんだかピンと来ないようでした。

海外絵本におすすめの_kimonos

ちなみに、フランスでkimonoというと、柔道や空手の胴着のことをさします。もちろん、日本の艶やかな着物のこともkimonoとも言いますが、柔道が盛んなフランスでは胴着の方がピンとくるようです。

『kimono』は着物のとても細かいところまできちんと描かれており、その日本独特の柄を再現しています。しかし、説明がなければ、日本に行ったことのない人がこの本を見たら、もしかすると、現在でも、日本では着物を着た生活をしているのかなと思うかもしれません。

海外絵本におすすめの_kimonos

ちなみに、フランスでkimonoというと、柔道や空手の胴着のことをさします。もちろん、日本の艶やかな着物のこともkimonoとも言いますが、柔道が盛んなフランスでは胴着の方がピンとくるようです。

『kimono』は着物のとても細かいところまできちんと描かれており、その日本独特の柄を再現しています。しかし、説明がなければ、日本に行ったことのない人がこの本を見たら、もしかすると、現在でも、日本では着物を着た生活をしているのかなと思うかもしれません。

 

日本語の読みがアルファベットでも書かれています!

 

『Kimono』の中では所々に日本語の単語がアルファベットの読みと共に、もちろんフランス語の訳付きで書かれています。軽く日本の文化についてもふれられており、日仏バイリンガルのお子さんには手軽な内容だと思います。

幼稚園の年中くらいから、フランスでは「日付と曜日」を教えます。そのこともあってか、うちの次男は手書きのカレンダーを作っていました。

同様に、日本語での曜日にも興味を持ちましたので、『Kimono』に書いてある曜日を何度か見て、日本語クラスの宿題の日記などを書く時に参考にしていたようでした。当時はもちろん、漢字がわからなかったため、ひらがなで書いた曜日を付箋に書いて貼りました。

海外絵本におすすめの_kimonos

また、かわいいこけし達からのミニクイズが『Kimono』の主たる内容ですが、すべての疑問文は動詞と主語を反対にした形式のものに統一してあり、非常にわかりやすいです。お子さんが小さい場合は、しっかり疑問文であることを理解しているかどうかも気を付けてみてあげてください。

海外絵本におすすめの_kimonos

 

『Kimono』グッズはティーンにも人気

 

この本の作者はリヨン在住のフランス人イラストレーターで、他にも様々な絵本の挿絵はもとより、キャラクターグッズのデザインなども手がけています。『Kimono』の主人公であるこけしはシリーズ化されています。こけし人形や、ペンケース、ノートなど様々なグッズも販売されており、かわいいもの好きなティーンの間でちょっとしたブームになりました。こけしシリーズのカレンダーやこけしキャラクター別の本も数冊出ています。

海外絵本におすすめの_kimonos

描かれている着物の柄や帯の結び方は忠実に描かれており、違和感を殆どいだきません。ただ、帯と着物の色の組み合わせが洋服的だなという印象を受けます。逆に現代の着物っぽくおしゃれで、かわいいキャラクターも相まって、今の世代にも受け入れられている点ではないかなと思います。

是非、フランス語圏のお友達がいらっしゃったら、プレゼントにもいかがでしょうか?

 

プロフィール

Jintk

ライター:Jintk

4歳違いの二人の息子のママです。今でも幼児教育において読み聞かせを重視しているフランス。その公立幼稚園で推薦図書として毎月定期購入していた絵本を読み聞かせていました。また日本語教育として日仏両語で出版されている絵本を購入することも。フランスでは学校の勧めで発音矯正士に通わせたりするケースがあり、きちんとした発音を大変気にします。そのためCD付きの絵本があればそちらを購入するようにしています。

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