スポーツ好きな男の子にオススメ!海外スポーツ「アイスホッケー」はいかが?

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ライター:Sorairotaraco

今回ご紹介するのは、カナダの都市、モントリオールでは間違いなく一番有名で一番読まれている絵本です。この絵本は、著者のロックカリエーの幼少期の実話を元に書かれています。寒く長いモントリオールの冬。その当時の少年たちの楽しみといえば、友達と屋外でするアイスホッケーだったのです。

カナダとモントリオールとアイスホッケー

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まずは、簡単にカナダとモントリオールとアイスホッケーの説明を。カナダは言わずと知れたアイスホッケーの盛んな国です。オリンピックでの活躍はもちろんのこと、毎年冬になると、スタンレーカップという優勝杯をかけて、カナダとアメリカにある30ものクラブチームがリーグ戦を繰り広げます。

そしてクラブチーム中の7チームはカナダにあります。その中でも日本から一番遠いところにあるのがモントリオールカナディアンズ(ちなみに一番近くはバンクーバーカナックス。)。このカナディアンズ、クラブチームの中でも最も歴史が長いチームの一つで、優勝回数も一番多い名門チーム。

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チームカラーの赤青白の三色は、カナダの中でも唯一、第一公用語がフランス語のケベック州に属するモントリオールならではのトリコロール。そしてそんなカナディアンズに続く、2番目に優勝回数の多いチームが、これまたカナダのトロントメープルリーフス。この2チームは距離も近いこともあり仲の悪いライバル同士。日本で言うところの阪神巨人の様な、微妙な関係のチームなのです。

”僕”にとっての人生最悪の出来事

主人公”僕”が子どもだった頃のカナディアンズは強くて、向かうところ敵なしのチームでした。そんなカナディアンズのスター選手”ロケット”の背番号は9番。”僕”のセーターも親友のセーターも、敵チームのセーターも、全てが赤青白の三色の9番のセーターでした。毎週日曜日に行く教会で祈ることといえば「ロケットの様にアイスホッケーが上手くなります様に。」

そんなある日”僕”のセーターは小さくなってしまい、お母さんに新しいセーターを買ってくれる様に頼みます。お母さんはカナダで一番大きいデパートの創始者に手紙を書きお金と一緒に送りました。その後、届いたのは青地に大きな白いメープルリーフのデザインしてある敵チームトロントのセーターでした。

お母さんに文句を言いますが、お母さんは聞く耳を持ちません。仕方がなくセーターを着て友達の元に行きますが、当然仲間に入れてもらえない”僕”。怒った”僕”はリンクの氷をホッケースティックで思いっきり叩き、スティックを壊してしまいます。そしてそこにいた神父様に叱られ、教会で懺悔をしてくる様にと言われます。

ママパパの熱のこもった読み聞かせで、子どももワクワク!

“Two weeks later we received the sweater.”(2日後、私たちはセーターを受け取りました。)というくだりを読むときは、新しいセーターが入った小包を開けるワクワク感を強調しながら読むと、子どももワクワクしながら聞き入ってしまうシーンだと思います。この部分を読むと、子どもはお父さんと盛り上がって応援しながら楽しんでいます。

原文
“Never had anyone in my village worn the Toronto sweater. Besides, the Toronto team was always being beaten by the Canadiens.”

日本語訳
「この町でトロントのセーターなんて着てる人なんていやしない。だいたいトロントチームなんて、いつもカナディアンズにやられてるじゃないか!」

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親子はもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、さらにはもっと上の年代の方々、そして若い人々も夢中になるカナダの冬の最大の娯楽であるアイスホッケーを題材とした一冊です。子どもだけでなく大人も楽しみながら、モントリオールやカナダのスポーツ文化を知る事ができます。

そして、レトロ感たっぷりのカラフルな絵を見るだけというのもオススメです。ちなみにこの絵本は映像化もされており、アニメーションで鑑賞するのも楽しいかもしれません。

プロフィール

Sorairotaraco

ライター:Sorairotaraco

9歳と4歳の娘のハハです。
上の子は目下本の虫。下の子も本の虫候補生で、毎晩絵本の読み聞かせを心待ちにしています。
苦手な英語とフランス語の発音は、声に出して読みながら何度も繰り返し、コツをつかみたいと日々奮闘中。英語の言葉遊びの楽しさやフランス語の音の美しさを、絵本で体感しながら読み聞かせを楽しんでいます。

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