
「赤ちゃんの脳を育てる絵本」シリーズを知っていますか?0才の子に読み聞かせるとはじめはキョトンとしていますが、やがて嬉しそうに手足をパタパタ。赤ちゃんが夢中になってしまう、このシリーズから『いろ 英語版』をご紹介します。
このシリーズの特長に「視覚・聴覚・認識力・触覚・情緒をさまざまなアプローチから刺激」する、とあります。
鮮やかな色や紙以外の素材を取り入れているので、赤ちゃんの視覚や好奇心を刺激します。
はじめは何気なく触れるだけの赤ちゃんですが、手を添えて一緒に触ってあげると「ふわふわ」「つるつる」な手触りに夢中になります。そして、何度も何日も読み込んでいくと「楽しい絵本」と理解して、絵本を見せるだけで笑顔をみせてくれるようになります。
一緒に絵本をさわるお母さんやお父さんの反応も、顔を見上げながら楽しむ赤ちゃん。親子のコミュニケーションにもぴったりですね。
その中でも『いろ 英語版』 はDACK(あひる)のように、日本語のとなりに簡単な英単語が加えられています。内容は、baby touch+単語の繰返しです。英語が苦手なお母さんやお父さんも読みやすい文面ですので、赤ちゃんに英語の本を、と考えるかたにもおすすめです。
『Baby Touch』シリーズは、絵本の形態でいうと、仕掛け絵本になります。開くと飛び出す、触って感触を楽しむ、音が鳴ったり、香りがしたり。子どもの五感を刺激する仕掛けの数々は、大人もワクワクしますよね。
さて、絵本は文字と絵で読むもの、仕掛け絵本なんて「おもちゃ」、と思っている方はいませんか?その決まりのない自由な形態から、「おもちゃ」のイメージが先行しがちな仕掛け絵本。実は絵本のルーツなのです。ご存知でしたか?
仕掛け絵本は17世紀に大人が学術的な目的で使用したことがはじまり、とされています。その後、18世紀にイギリスが世界初の児童書を出版したのを機に、ヨーロッパでさまざまな種類の仕掛け絵本が造られます。
ちなみに、現在の「絵と文字」のみで構成されている絵本が確率されたのは19世紀になってからです。絵本の源流に仕掛け絵本があったとは、時によっておもちゃ扱いされがちですが、気持ちも新たに見直していきたいですね。
大好きな人の膝に座り、優しい声で楽しいお話を読んでもらえる。赤ちゃんにとって、絵本の読み聞かせは至福の時です。ベビーマッサージは体のふれあいを楽しむものですが、読み聞かせは心のふれあいを楽しむことができます。
また、幼児以降になると、想像力や豊かな感受性を育て情緒面を育てるのに読み聞かせは有効です。後々の心育てにつながっていくので、赤ちゃんから絵本に親しむことは大切ですね。
『Baby Touch』シリーズが出版されたイギリスでは、赤ちゃんに絵本を配る運動が展開されています。1992年から始まった運動なのですが、ブックスタートという取り組みです。早期から本に親しんだ赤ちゃんは、思考力、対人的知能、言語能力などに優れた子になるということが分かったそうです。
ちなみに、ブックスタートは、日本にも波及しています。一部の市町村で「ブックスタート」が始まっています。絵本を使った知育、家庭でも積極的に取り入れていきたいですね。
赤ちゃんに仕掛け絵本を、となると躊躇していませんでしたか?赤ちゃんの手にかかれば、ビリビリぐしゃぐしゃになってしまうし……。
赤ちゃんは手足が自由に動かせるようになると、目に見えて手に触れる物を次から次へとつかんで触わります。そんな時こそ、『Baby Touch』シリーズの出番です。
赤ちゃんが自由に触ることができる絵本なので、大人の目線も赤ちゃんの行動は「ダメダメ」ではなく「お! 成長した」に変わります。ぜひ親子で読んでみてくださいね。
ライター:めっち3
0歳の子どもを子育て中の新米ママです。保育士の経験があり、多くの絵本とふれあってきました。なかでも英語の絵本は、小さい時期から読み聞かせるとよいと聞き、我が子に読み聞かせています。自身は語学に自信がないので、我が子には積極的に読み聞かせたいなと思っています。
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