ハロウィンパーティーの盛り上げ役に! 声に出して読みたい仕掛け絵本

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

10月31日は、年に一度のハロウィンです。フクロウが鳴く満月の夜に、灰色の雲がうっすらと見えてます。色づいていた木々の葉はすっかり落ちて、もう冬の始まりを告げています。あたりはすっかり静まり返り、オレンジ色の大きなカボチャから作られた、ジャック・オー・ランタンがこちらを見つめています。木にぶら下がっていたコウモリも起きだして、大きな目で人々を見下ろしています。ようやくハロウィンの準備は整いました。

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

子ども達はガイコツや魔女、黒ネコに仮装して、”Trick or Treat?”(お菓子をくれないといたずらするぞ)と近隣の住宅をノックして回ります。モンスターが描かれたリュックは、もらったお菓子がたくさん詰まっていてとても重そうです。お菓子が集まれば、みんなでハロウィンパーティーの始まりです! キャンディやクッキー、チョコレートを分け合って、パーティーは大盛り上がり。

宵も更けて、そろそろみんなが眠る時間。建物の明かりが消えると、ようやく本物のオバケたちが顔を出し、ハロウィンを楽しみます。

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

「オノマトペ」をマスターしよう!

今回紹介する絵本の読み聞かせポイントは、擬音の一種である「オノマトペ」です。日本語で言う「トントン」や「バンバン」など、同じ発音を繰り返してある音を再現したり、「キラキラ」「サラサラ」など形容詞的に使われたり、「ワクワク」「ドキドキ」など感情を表現するときに使われます。オノマトペの辞典などもあり、日本語はオノマトペがとても豊かな言語として知られています。日本語だけでなく、英語にもオノマトペ(英:“onomatopoeia”)が存在します。今回の絵本の中にも、色々なページに散りばめられています。読み聞かせをする時は、お子さんと一緒に声に出して読むと楽しさも倍増するはずです。

例えば、子ども達がお菓子をもらうために、家のドアをノックする音は“Knock, Knock!”(コンコン!)と表現されています。良く使われる表現なので、聞いたことがある方も多いと思います。そして、ガイコツが登場するシーンでは“Rattle! Rattle!” (カタカタ!カタカタ!)というオノマトペが登場します。ガイコツの骨が当たって音が鳴る様子を表しています。

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

 

怖いけど、めくりたい! 仕掛けがたくさん

今回紹介する絵本は、子ども達が大好きな仕掛けが盛りだくさんの絵本です。ハロウィンにちなんで、「怖いオバケが出てくるのかな……」と、ちょっとドキドキするような仕掛けがページをめくるごとに施されています。黒い翼を広げると、丸い目をぱっちり開けたコウモリのお顔が現れます。白いドアを開けると、仮装した子ども達がお菓子をもらいに玄関口に立っています。仕掛けをめくることで隠れた絵が現れるので、「次は何がでてくるかな?」と子ども達の好奇心をくすぐります。

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

海外絵本・英語絵本におすすめの『Trick or Treat?』

著者であるMelanie Walsh氏は、1964年にイギリスのハートフォードシャー州(イングランド南東部)で生まれました。ロンドンの国立美術大学、The Royal College of Artで学び、卒業後は雑誌や本の表紙をデザインしていました。1982年に絵本のイラストを担当したことで、絵本作家としての活動を始めました。最近では、2008年に出版した『10 things I can do to help my world』(『わたしがぼくが地球のためにできる10のこと』、チャイルド本社)があります。Walsh氏の作品は、日本語を含めた19か国語に翻訳されています。

 

息子のハロウィン仮装にチャレンジしたい!

近年はハロウィン商戦の激化に伴い、色々な場所で面白い仮装アイテムや装飾品が売られています。日本にも随分浸透してきたハロウィンですが、我が家は未だ息子の仮装にチャレンジしたことがありません。ママ友の中には「保育園で仮装したよ!」「幼稚園でもハロウィンパーティーしたよ!」という声を聞きますし、写真を見せてもらうと、子どもたちの仮装は心が和む可愛さです。

私が生まれ育った川崎では、2500人が参加する大規模なハロウィンパレードがあり、毎年ニュースになっています。今年は2才になった息子ニコライも仮装にチャレンジして、是非パレードに参加してみたいと思っています!

参考:昨年のハロウィンパレードの様子

 

今回は、ハロウィンがテーマの楽しい仕掛け絵本を紹介しました。仕掛けをめくる楽しさだけではなく、文章の中に出てくるオノマトペは発音もとっても楽しくリズミカルです。ハロウィンパーティーを開いて、お友達みんなで一緒に読んで欲しい一冊です。

プロフィール

mayuko

ライター:mayuko

外語大学で第二言語習得やマルチリンガル教育について勉強しました。卒業後、モスクワ生まれのロシア人と結婚し2015年に長男を出産。家族全員で日・露・英のトライリンガルを目指しています!
平日は正社員として働いているため、子どもと遊ぶ時間が充分に取れないことに対して罪悪感に苛まれる時もあります。せめて動物と電車の絵本が大好きな息子のために、いつでも好きな時に本を読める環境を作るよう工夫しています。

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