
海外絵本ってどう選ぶの?
川合 亮平




親自身が読んですっと理解できるくらいのレベルの英語絵本なら、自信を持って読み聞かせできるのではないでしょうか? そんな絵本を簡単に選べる、レベルが段階別になった絵本があるのです。有名な 「オックスフォード・リーディング・ツリー」シリーズです。
一番最初のレベルは絵だけ(!)です。10段階にレベル分けされた本のチョイスは、合計200冊以上。実は、「オックスフォード・リーディング・ツリー」シリーズは、イギリスの約80%以上の小学校で採用されている国語の教科書なのですが、とにかく面白い! ユーモアに溢れていて、ほのぼの感タップリ。全編を通して、主人公のキッパーくんとその家族のストーリーで、連続ドラマのように次から次へと読みたくなります。
我が家では、子どものリーディングレベルに合わせて、すでに相当の冊数がストックされています。絵を見ているだけでも楽しいですよ。子どもの吸収力はすごいので、読み聞かせているうちに、初級の本1冊分の英語(全部で7、8センテンス程度)なら、すぐに覚えてしまいます。
「オックスフォード・リーディング・ツリー」シリーズはアマゾンで購入可能です(ある程度まとまったセットで購入する事も可能です)。

また、左記のようなガイド本もありますので、しっかり活用されたい方は、参考になさってみてください。
また、以下のようなガイド本もありますので、しっかり活用されたい方は、参考になさってみてください。

さて、3回にわたって、「海外絵本と子ども」というテーマで書かせていただきました。海外絵本を媒介として、子どもだけでなく大人にとっても楽しい時間が生まれるようなアイデアを提供できたとしたら嬉しく思います。
「子どもに英語を身につけさせたい」という親御さんの気持ちは、僕にもよくかります。親としては、絵本選びや読み聞かせの時間も、ついつい「お勉強」モードに入ってしまうかもしれません。しかし、子どもが小さい頃に、家庭内でできる一番効果のある英語教育は、英語を楽しむことだと僕は信じています。そして楽しむためのツールとして、絵本は最適だと思います。だから、「海外絵本を使った家庭でできる子どもの英語教育」に関する僕の結論としては、「とにかく楽しんだもの勝ち」だということです。


東京、ときどきロンドン在住の
メディア・ジャーナリスト
3児の父 All Aboutイギリスガイド
イギリス人と間違われる流暢な下町イギリス英語を話すのが特徴。
主に英国の観光、文化、エンタメ分野の価値ある情報を独自の視点で発信中。
登場メディアは多岐にわたる。
家族の夕食を毎晩自分で料理するのが喜び。
著書に、『つながる英会話 ネイティブとの会話が楽しく続くテクニック50』(アスク)、
共著に『イギリス英語を聞く THE RED BOOK』
『イギリス英語を聞く THE BLUE BOOK』(ともに、コスモピア)などがある。
【Twitter】https://twitter.com/ryoheikawai
【Facebook】https://www.facebook.com/ryohei.kawai.uk


東京、ときどきロンドン在住の
メディア・ジャーナリスト
3児の父 All Aboutイギリスガイド
イギリス人と間違われる流暢な下町イギリス英語を話すのが特徴。
主に英国の観光、文化、エンタメ分野の価値ある情報を独自の視点で発信中。
登場メディアは多岐にわたる。
家族の夕食を毎晩自分で料理するのが喜び。
著書に、『つながる英会話 ネイティブとの会話が楽しく続くテクニック50』(アスク)、
共著に 『イギリス英語を聞く THE RED BOOK』
『イギリス英語を聞く THE BLUE BOOK』(ともに、コスモピア)などがある。
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