
こんにちは、英語絵本大好きピクブクライターブルアです。
子どもに英語を習わせたいと思っても、どんなお教室にすればいいのか悩みませんか? せっかく料金を払うのだから、ちゃんと英語を身に着けて欲しい。だけど、楽しんで通ってもらいたくもある。親として当然の葛藤ですよね。そんな悩みを抱えるパパとママのために、気になる英語教室を取材してきました。
今回ご紹介するのは、神奈川県にある「RK Kitchen」です。主催するのは管理栄養士でもあるRYOKO先生。レッスン中、先生が話すのはすべて英語という、英語とお料理教室のコラボスタイルのお教室です。RYOKO先生の英語の指示を、子どもたちはちゃんと理解することができるのでしょうか? ちょっとドキドキしながらレッスンにおじゃましました。
白壁が素敵なRYOKO先生のご自宅で行われている「RK Kitchen」。4才から7才までの4人の子ども達がレッスンに参加しました。広いキッチン&ダイニングルームには、ソファースペースがあり、付き添いのママたちはくつろいでレッスンを見守ることができます。
この日のメニューは、ホットドック。コッペパンを焼いてからソーセージと野菜をはさみホットドッグを作っていきます。
まずは、自己紹介からスタート。
「What’s your name?」
「My name is ○○.」
「How old are you?」
「I’m seven.」
2,3回通っている子たちは、すんなりと英語で答えていきます。初めて参加した子は、ちょっと恥ずかしそう。
自己紹介が終わったら、Let’s cooking!
先生がお手本を見せて、パン生地をこねていきます。
「push push!」「very gently」「up down」
子どもたちにも理解できるように優しくかつテキパキと動きながら教えてくれるRYOKO先生。パン生地をこねるときは、子どもたちも真剣なまなざしで一生懸命に先生の動きをマネしていました。
「flour」(小麦粉)
「sugar」(砂糖)
「salt」(塩)
「yeast」(イースト菌)
「hot water」(お湯)
パン生地の材料の説明もすべて英語で行われます。それでも子どもたちは戸惑うことなくパン作りに夢中です。
お酢を手に取った先生が、子どもたちに匂いを嗅がせて、「Does it smell sour?」(酸っぱいかな?) と聞くと、「It smells good!」(いいにおいだよ!)と答える子も。英語でのレッスンには、まったく抵抗がない様子。
レッスン前に考えていた「先生の指示を理解できるかな?」という疑問は、まったくの余計な心配でした! はじめて参加した子も、分からないところはあっても困ってぐずったりせず、楽しんでレッスンについていっていました。子どもって本当に頼もしいですね。
パン生地を発酵させ、オーブンに入れてパンがおいしく焼けるのを待つ間も退屈しません。先生が英語の絵本を読み聞かせてくれます。
子どもを退屈させないように考えられたレッスンの流れはとてもスムーズで、先生の気配りを感じることができます。
この日、読み聞かせに使われた絵本は、この2冊。
「If I had a pet~」「もし、ぼくがこんなペットを飼ったらどうなるかな?」と想像するおはなし。
かば、ライオン、キリンなどいろいろな動物とお散歩にいくと想像するのですが、重すぎたり、怖すぎたり……。動物好きな子どもたちはピッタリの楽しい絵本です。
My Pet (ナレーション・巻末ソングCD付) アプリコットPicture Bookシリーズ 7
古くなり誰かに捨てられていたテディベアをきれいに直していくというおはなし。バラバラになってしまったパーツを、「I put back his nose.」「鼻を戻しました」と言う感じで、一つ一つ直していきます。かわいいクマのぬいぐるみに子どもたちは夢中になる絵本です。
A Teddy Bear (ナレーション・巻末ソングCD付) アプリコットPicture Bookシリーズ 4
「Do you like bear?」と聞くと「Yes!」と元気に答える子どもたち。
大好きな動物たちの絵本を読んでいるうちに……パンが焼きあがりました!
こんがりフカフカに焼き上がり、とってもおいしそうです。焼きあがったパンをカットしてソーセージや野菜をはさみ、ホットドックの完成です!
焼き立てパンのいい香りがします。おいしそうにできたね。Well done!
英語+お料理教室を開いたきっかけを教えてください。
両方とも得意で大好きだからです(笑)
もともと管理栄養士として病院で働いていたのですが、外国人の患者さんと接することが多くて。もっと英語を使えるようになりたいと思い、渡豪。約5年間オーストラリアに住みました。
日本に帰国してからお料理教室を開いたのですが、知人から「せっかく英語が得意なんだから両方教えたら?」と言われて。「英語料理教室をやってみよう!」という感じで始めました。大好きなことなので、自分も楽しんでいます。
子どもたちがお教室に来るきっかけはどんなものが多いですか?
英語を使える場所としてママたちが選んでくれているのかなと思います。
お教室にくる子どもたちは、他の場所でも英語教室に通い、勉強している子が多いです。せっかく勉強をしていても、実践的に英語を使える場所がないと感じているママたちが選んでくれているのかな。英語を使える場所が少ないというのは、実にもったいないなぁと感じます。英語に限らず、聴いて、使って覚えていくというのが学びの基本ですよね。使えば使っただけ吸収していけると思っています。
RK Kitchenではどんなことが学べますか?
挨拶や、混ぜるやこねるといった家庭でも使える英語を覚えていけるようにプリントなんかも配ったりしています。繰り返し言って覚えて、コミュニケーション能力を高めていけるように考えてレッスンを組み立てています。
お料理をしながら楽しく過ごして、外国にホームスティをしているようなアットホームな場所を提供していきたいです。
明るく元気なRYOKO先生のお教室は、ホームパーティのように楽しくて、外国人のお宅に遊びに来たようなホームスティの気分を味わうことができます。
外国の生活の疑似体験のような経験ができるということも、将来の海外留学を考えている子どもたちにとっては貴重な経験になっていくことでしょう。
今回参加してみて分かったのは、子どもたちが実際に自分で体験してみるというのは、学びの過程でとても意義のあることなのだということ。先生が英語で説明をしながら、何かの作業をするという体験学習レッスンは、覚えた英語を自分のものにしていくという目的にピッタリの学習法なのかもしれません。
英語を使えて、お料理を学べて、美味しくお友達と一緒に食べることができる。
このような英語+○○といったお得なレッスンは、今後もっと増え子どもの英語学習法のトレンドになっていくかもしれませんね。
RYOKO
料理家 / 管理栄養士
オーストラリアでHospitality Managementを学ぶ。シドニーの5つ星ホテルでの勤務、現地のローカルカフェでバリスタ、カフェワークを習得し帰国。現在は、『RK Kitchen』にて子供たちに英語で料理を教えている。
【RK Kitchen】Kids×English×Cooking
https://ameblo.jp/rk-kitchen/
Facebook
https://www.facebook.com/rkkitchen.yokohama
ライター:ブルア
絵本大好きライター。学生時代に英検2級を取得。
日本語と英語両方の出版がある絵本は、なるべく両方読むようにして英語の勉強を続けています。最近の図書館には、英語版も置いてあるので、とても助かります。
6歳と1歳になる女の子の叔母です。読み聞かせをする本は、なるべく文章が少なく、絵が楽しいものを選んでいます。楽しく英語を学んだ記憶は、子供たちの中に確実に残っていくと考えています。
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