こんにちは。
さっぱりした香水で夏を乗り切ろう。
今回は夏におススメしたい「ペンハリガン」から爽やかで清涼感あるメンズ香水を2つ厳選してご紹介したいと思います。
夏はやはり爽やか香水でしょう。
という人に、「ペンハリガン」と言うイギリス王室御用達のとても洗練された香水専門ブランドをご紹介します。
日本では知らない人が沢山いる点と人と被りづらい香水なので、是非ともご覧になって下さい。

ペンハリガン(PENHALIGON’S)ブレナムブーケ(BLENHEIM BOUQUET)
1つ目、「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」の「ブレナムブーケ(BLENHEIM BOUQUET)」オードトワレという香りです。
香料
- レモン
- ラベンダー
- マツ
- ムスク
ボトルは「ペンハリガン」のイギリス王室御用達の証であるロイヤルワラントっていうのが2つ描かれていて、「ブレナムブーケ」と書いてあります。
グレーのリボンが言葉にならない位、可愛いです。
そしてボトルの裏にも「ペンハリガン」のロゴが描かれています。
「ブレナムブーケ」は「ペンハリガン」を代表する香水で1902年に発売されたんです。
1900年代初期というとテレビがまだ白黒の時代であり、日常生活で皆さんの身近にいる人物が活躍していた時代です。
誰かと言うと、野口英世さんです。野口英世さんがまだ存命されていた時代に生まれた香水です。
100年以上前に生まれたこの香りは、イギリスのオックスフォード郊外である世界遺産ブレナム宮殿からインスピレーションを受けました。
ハリーポッターやディズニーの実写映画であるシンデレラのロケ地としても有名な宮殿です。
東京ドーム16個分ほどの広大な敷地で、沢山の木々や花々、大きな噴水や湖までありとても絶景なんです。
ブレナムブーケの香りとイメージ
そんな「ブレナムブーケ」の香りは”清涼感溢れる紳士的な香り”で”ピッと背筋が伸びるような感覚”を覚えます。
香りは凄く爽やかな良い香りがします。
最初は「レモン」や「ライム」・「ブラックペッパー」の目が覚めるような非常に”シャキッとした新鮮な香り”です。
暑い時期に最も適した涼しげな香りから始まります。
この柑橘の香りの後は松の香りで、松というのは緑色のツンツンした葉が特徴の、庭園や公園にある針葉樹ですね。
割と身近な存在なんじゃないかなと思いますが、森林を思わせるような青しく鋭い香りが特徴で、”お酒のジンの香り”に近いとも言われています。
スパイシーな凛々しさが感じられますね。
香料としてラベンダーも調合されていることから、アロマティックな側面もある香りで、個人的な印象としてはロウリュウというフィンランド式のサウナを思い浮かびました。
ロウリュウはアロマオイルを蒸発させるので、その時の”すっきりしたアロマに近い香り”が感じられます。
最後は「シダーウッド」と「ムスク」が撫でるように変化します。
しかし、滑らかな香りで終わらないのがこの「ブレナムブーケ」です。
最後の最後まで”柑橘と松の鋭さが残り、イギリスらしいトラディショナルな香り”です。
紳士という例え以外、思い浮かない程、適切です。
雰囲気はスパイシー感が強く洗練されたこの香りは、ビジネスシーンにおすすめです。
”スーツスタイルにバッチリ合う香り”です。
しかし、近代的というよりはクラシカルな渋みのある香りなので、年齢層は限定されるかもしれません。
世界遺産ブレナム宮殿が着想の香りということでエレガントな雰囲気が目立ちます。
最も格好良く纏えるのは30代後半以上の男性です。
20代だと背伸びをしている印象になります。
大人なルックスや堂々とした人はつけこなせると思います。
香りの持続性は3〜4時間程です。
まとめますが、堂々とした爽快感とスパイシー感が主役のエレガントな香りです。
涼しげな香りが最後まで残るので、暑い時期の香水としてお勧め。
次に「ペンハリガン」から夏向けの爽やか香水として、お勧めのもう1本を紹介します。
ペンハリガン(PENHALIGON’S)クァーカス(QUERCUS)
2つ目、「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」の「クァーカス(QUERCUS)」コロンです。
香料
- レモン
- ジャスミン
- オークモス・ムスク
ミニボトルの可愛いサイズ感ですが、ボトルにはきちんと名前も書いてあって裏にも先程と同じように「ペンハリガン」のロゴが入っています。
ミニボトルなので直接腕にのせていくタイプになります。
先に紹介した「ブレナムブーケ」よりも更にカジュアルにつけやすく、男女共に人気の高いユニセックス香水です。
1996年発売でホームアローンという映画の時代なんですが、自身大好きなのですが、皆さん見たことありますか?
冬になるととても観たくなる映画です。
クァーカスの香りとイメージ
「クァーカス」は「ペンハリガン」の中では割と普遍的な香りで、カルバンクライン(CALVIN KLEIN)のシーケーワン(CK-one)に似ていると言われています。
比較すると”シーケーワンよりもエアリーで大人の印象”です。
こちらも”爽やかな柑橘系の香り”です。
「ライム」・「レモン」の香りに「バジル」が入っており、”少しスパイシーでキリッとした印象”です。
柑橘の香りに、何故かグリーンなニュアンスも感じられて、”森の中でマイナスイオンに包まれているような開放感”も感じます。
感情的な「レモン」とかの香りではなく、独特の清涼感があり、”肩の力が抜けるようなリフレッシュ感あるそんなイメージの香り”です。
夏に適した爽やかな香りです。
「クァーカス」というネーミングには”樫の樹という意味”があり、その樫の樹からは”「オークモス」と呼ばれる土臭い香りが特徴のコケ”をこの香水では香料として使用しています。
正直、土臭さはそこまで感じません。
しかし「オークモス」が、つけたての「レモン」「ライム」「ジャスミン」「ユリ」と合い、少し捻りを感じる香りに仕上がっています。
これが先程もお伝えした”独特の清涼感”に繋がっています。
「クァーカス」も90年代のフレグランスで少しクラシカルな印象もあります。
しかし非常に使いやすくて軽やかな香りなので夏の時期に凄くお勧めです。
まとめると、凄くフレッシュな香りの中に静かな癖を含んだ、少し特徴的な香りです。
シーンも年代も問わず合わせやすく新鮮な香りなので”お仕事は勿論、自宅でのリラックスタイム”にも使いたくなります。
自身、入浴後の憩いの時間につけて楽しんでいます。
しかし、コロンなので持続性が大体2時間程です。
爽やかですごく万能な香りだと思いますが、「ペンハリガン」の中では個人的には少々物足りないというのが正直な印象です。
長期的に楽しむというよりは、一瞬一瞬を楽しむ香水なのかと思います。
フレッシュな香りが好きな人は是非一度試してみて下さい。
まとめ

今回は「ペンハリガン」からシトラス香水を2つご紹介させていただきました。
イギリス王室御用達ブランドである「ペンハリガン」は他にも素晴らしい香水が沢山ありますので、今後も追記していきたいと思います。
では次の香りで会いましょう、ありがとうございました!
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